知る人ぞ知る、富山県の秘湯を紹介

全国各地に点在している温泉、その中でも実は秘湯中の秘湯が勢揃いしている県として、マニアの間でも有名なのが富山県だ。ここにはかの戦国武将が愛したと言われる温泉もあれば、徒歩や自動車では行くことの出来ない秘湯などもある。そんな富山県の温泉事情を紹介する、ここはそんなサイトとなっている。

温泉

まだまだある秘境の温泉宿

船でしか行けない温泉宿、大牧温泉は秘境と呼べるでしょう。ですが日本全国には、大牧温泉のように普段思い立ったが吉日とばかりに行動して訪れることの出来ない温泉宿が各地にある。船とは言わないが、最終手段とも言ってもいい人間の徒歩でしか赴くことが出来ないような秘境の温泉が存在している。この温泉、もし仮に行くとなったら徒歩でおよそ5時間は必要で、中には13時間も要する場所にあるというのだ。軽く屋久島の縄文杉を見に行くためのツアーを思い出してしまうのだが、恐らく気のせいではない。富山県にある温泉宿というのも中々奥が深いのです。

そんな秘境の温泉というブランドがこれでもかと似合っているのが、『高天原温泉』と呼ばれる場所だ。日本神話において天照大神が統治していた天の国の名称が使われているところから分かるように、この秘湯は山中に存在しています。なので言わなくてもわかりますが、訪れるとなったら本格的な登山装備で固めなければならないわけだ。温泉へ行くのにそんなの必要ないだろうと考えてる人はいるわけないといいたいところですが、リアルに山登りをする女性の中にはスニーカーではなくミュールを履いて登っている、といった事例がある。

こういう人は山登りの恐ろしさをまるで理解していないと言っても問題ない。自分の命がどうなるかも知れない状況に陥るかもしれないところにある温泉、訪れて意味があるのかと尋ねられるとあるからこうして紹介しているんだと言えるでしょう。そんな高天原温泉について、紹介していこう。

山小屋で一泊、次の日にようやく温泉

ある人はこれ以上に秘湯はないと言わしめるほどの温泉が高天原温泉となっていますが、ここは標高2,100メートルの水晶岳の麓に位置している。ここまで来るためには、それこそ泊まりこみでも平気な完全装備でないといけない。利用する人たちへの注意事項として出てきそうですが、登山をなんだと思っているんだと思う背格好をした人を見かけることもある昨今、世界遺産へと登録が決まった富士山への登山をする人の中にも、世間知らずさが全開な人がメディアで報道される度にいたたまれなくなる。いくら登山をする時の格好が嫌だからと難色を示す人が自分なりの登山ルックを開発するのは結構なことだが、命がいくつあっても足りない姿をしていると見ているこちらが安心できない。

高天原温泉も山奥にある秘湯で、一日の登山で辿り着けるような場所ではない。そのため、途中にある山小屋で一泊をしてから次の日にやっと到着できるのです。一晩温泉を我慢しなくてはならないので、酷といえば酷かもしれません。特に家族連れでどうにか、といったような展開は望まない方が良いでしょう。大人でも堪え性のない人にしたら温泉までの道のりは苦行でしかないので、その辺を加味して訪れるかどうかを考えて貰いたい。

ルートによっては

一般的なルートを使えば、途中バスを使っての登山をするのがオーソドックスなルートとなっている。それに対して上級者の、難関と言わしめるルートも存在しているという。このルートは正直な話、生死を分かつほど危険な状況に陥る可能性が十分にあると言われているくらい危険な登山ルートとなっているので、初心者はまずオススメできない。時には泳がなくてはならないという、どんなサバイバルだと言いたくなるような、そんな状況も待っているというから洒落になっていない。

事実、天候などの状況が悪い時には死者も出ているほど危険なルートという。どうしてそんな道を使うという以前に、どうしてそのルートをいまだ残している方が疑問で仕方がない。危ないなら閉鎖してしまえばいいのではないか、などと思うが危険を求めて訪れる無謀な人がチャレンジャー気取りで楽しく活動しているから、といった方が適切かもしれない。温泉目当てで危険な状況になるべく苛まれないルートを進みたいなら、一般的なルートを選ぼう。ちなみに困難なルートの場合、温泉までの道のりはおよそ13時間も掛かるという。

秘湯の素晴らしさ、秘湯までの苛酷さ

秘湯と呼ばれる場所はこうした苛酷さが全面的にある一方で、同時にそこまでたどり着いた喜びで堪能する温泉は格別でしょう。言うまでもありませんが、無事にたどり着いた後に堪能する温泉は言うことなしだ。頻繁に利用できないのは残念なことですが、だからこその秘湯と言える。

生地温泉にはない辛さ、大牧温泉以上に辿り着くのが命がけな高天原温泉はまさに神々が愛する温泉と言っても申し分ないほど、訪れる人を昇天させる効能があるのです。ですが実際行くとなったら覚悟を持って尋ねるようにしたい、これは大原則だ。